20140429

4th anniversary

先週は4回目の結婚記念日でした。

相変わらず検察修習の大部屋で笑い合ってた頃と何も変わらないような気もしますが、

一方で

この一年は子を授かるという大きな出来事もあったので

J君も私もお互いの関係性も

少し変化があったような気がします(ようやく?)。

子の成長ももちろん楽しみですが、

こういうお互いの変化も日常生活の中でぼんやり見逃さないようにしたいなと

思うのでした。

結婚記念日ディナーは

神楽坂の鉄板焼き

中むら

帝国ホテルの嘉門にいたそうです。

お店の雰囲気はとても和やかでよかったです。

ただ、もう完全に個人的な好みの問題なのですが、

留学中のヨーロッパの肉文化を経て、

特にスペインで衝撃的な肉を食べて以来、

ちょっと肉の好みが変わった模様。

国産牛の脂がちょっとイマイチに。。

留学から帰ってきて以来、

以前は好きだったお店で肉を食べる度に少し違和感を感じていましたが

今回ちょっとハッキリ気付いてしまった。

私、肉は脂でなく肉そのもの派に転向。

ガーリックライスは美味しかったです。




昼は今年初大好きな登龍の冷麺。

勝手に冬はやっていないと思い込んでいましたが、メニューの雰囲気からすると一年中やっているようにも。。

鉄板
具材の一つ一つが完璧

20140424

advice column

ゴシップ好きが露呈するので

大きな声では言えませんが、

人生相談コラムが結構好きです。

古くは故中島らも氏の「明るい悩み相談室」や、

最近では朝日新聞の上野千鶴子氏や岡田斗司夫氏の「悩みのるつぼ」がお気に入り。

岡田氏は人生相談の回答の新たな地平を開いた感すらあります(←おおげさ)。

読売新聞の「人生案内」は最近はあまり見てませんが精神科医の野村総一郎氏の回答はいつでも相談者に寄り添うものでなかなか心を打たれます。

とある漫画のキャラクターが死んでしまい

「生きていくのが辛い」

という女子中学生の相談に、その漫画を全巻読んだ上で

ちょっと青臭いかもしれませんが、次のように考えてみては?イタチは自分の使命を果たし、弟への愛を貫いた。これは美しい自己犠牲の生き方である。いや、現実に自己を犠牲にする必要はない。若い時には「美しい生き方とは何か」をイメージできるだけで、素晴らしい体験だと思うのです。」

という名回答を残したりしています。

人生相談には

世の中には色んな悩みがあるものダナー

という楽しみ方もあろうかと思いますが、

人生相談の肝はなんといっても回答者のスタンスだと思います。

野村氏のように相談者に癒やしと慰めを与えるものから、

笑いや人生の薫陶を授けるもの(中島らも)、

悩みの解決法を実用的に提示するもの(岡田斗司夫)、

悩みの社会的な背景を分析し相談者のみならず読み手全体に道標を示すもの(上野千鶴子)、

はたまた

ただただ読み手の溜飲を下げるもの

というのもあります。

北方謙三型ともいえるのかもしれませんが、

最近では元ボクサーの竹原慎二氏の「続ボコボコ相談室」というのがこのタイプで秀逸なので2013年8月19日のものから以下抜粋。

【ご相談】
「2年前の転職を期に、カツラを使っています。カツラもそれなりにメンテナンスに費用がかかり、経済環境も厳しい中、ここしばらく手入れを怠っていたため、ややサイドの地毛との違いが目立つようになっていた事は私も気づいていました。今の会社では私が禿げだと言う事は一部の上司しか知りませんでしたが、先日、会社の飲み会があり、女性社員もいるその席で、酔った上司が私のカツラを引っ張り外れてしまい、そこにいる全員の注目を浴びることになりました。翌日、ショックで会社を休んだところ、上司が家を訪ねてお詫びに来ました。しかし、これほどの屈辱を受けた私の気持ちは治まらず、弁護士に相談しようとも考えています。飲み会の席での大きな笑いと女性社員の叫ぶ声が今でも耳から離れず、部下のよそよそしい態度がさらに気を重くします。このままこの会社で続けるべきでしょうか?」


【回答】

最初から全社員知っとったわ

おまえの見た目にわかるヅラのおかげで他の社員や取引先に余計な気を使わせて、会社としてもいい迷惑だったんじゃ。そんな回りの配慮にすら気付かんおまえは社会人としても失格。むしろ余計なメンテナンス費用がかからなくなった事を上司に感謝しろや。
俺の周りにも禿げはおるが、コソコソとカツラなんか使わず、みんな堂々としとるわ。もう、全社員にオープンになった以上はハゲらしく生きていけや。」



20140413

blunch

何を思ったのか

J君が突然に蕎麦粉を購入。

その昔、

デュラムセモリナ粉を突如購入した際には

生パスタを作っていたので、

遂に蕎麦を打ち始めるのかな

と思っていたら

ガレットでした。

初ガレット


卵とハムと小松菜とマッシュルームを入れた初ガレットは、

絶品。ブランチに最適。

もっとも、J君としては厚みや焼き色などまだまだ改良の余地があり、

まだ売れない

そうで

ガレットパン

こういうの

を購入のうえ近日中に再チャレンジの模様。

どういう高みを目指しているのだろうか

と不思議でなりませんが

ナイフとフォークを手に全面的に応援したいと思います(主に声掛け)。

なお、パンケーキやクレープを焼くときに1枚目がどうしても上手くいかないものですが、

どうやらこれ世界共通らしく、

J君曰く、

“Le première c'est pour to chien” ("the first one is for the dog")

という仏語の言い回しがあるそうです。


ブランチその2
銀座三越地下のChiffersのスコーンは
イギリスのスコーンに近くて結構美味しい。
Chiffersさんはロンドンのサヴォイ・ホテルのパティシエだったらしい。

今日のデザート
雅庵のわらび餅
わらび餅が好きでコンビニで買ってたら
不憫に思ったJ君が買ってくれた。

20140405

tempra

今しか行けないところに行っておこう

第2弾は

天ぷら 深町

留学前に初めて訪れたときは予約なしでもいけた位だったのですが、

その後ミシュランで星を取ったということもあってか

週末の予約は結構取りづらくなり

今は

12時からと1時40分からの2部制

になっていました。

ご主人が山の上ホテル出身で

山の上ホテル出身なら間違いないのではというJ君の発案で一番最初に訪れたときは

これでこの値段!穴場すぎる!!

と盛り上がりに盛り上がったものです。

今は前に比べると少し値上がりしてますが、

天ぷらも価格帯限なしの世界と聞いているのでコスパは相当いいと思います。

土曜のお昼のコースは3つ。

今回は、

車海老(2)

魚(3)→キス、イカ、穴子

野菜(5)→アスパラ、筍、たらの芽、ふきのとう、しいたけ

ご飯 →天バラ

のコースに。天バラが食べたかった。

スッキリ揚がってるのに中は生という車海老や

サクッとしてて中ふんわりの穴子も絶品ですが、

個人的にはいつも筍としいたけにやられます。

こういう

これは本当に美味しい

と思う一皿があると

大人になるって素晴らしい

と今までの自分の人生をまるっと肯定できる気分になりますね(単純だから)。

いいホテルに泊まったときや、いい風に吹かれてクルージングしてるときなどと同じ満足感と多幸感。

そういうのは普通、隠居前とかに感じるのでは

という気もしなくはないですが。。

そんなこんなで今回も大満足でした。


天ぷらの写真は無いので今日のデザート
鈴懸の苺大福
今、私の中の苺大福ランキング1位