20140325

ozaken

先週木曜日のいいとものゲストが

小沢健二だったそうで

思わず動画をググってしまいました。

TV出演は16年ぶりだそうで、

最後に出演したのは16年前のお正月の深夜バラエティーだったそうです。

本当に偶然、

私はこの16年前の最後に出演した番組を観ていたのですが、

バラエティーで王子様キャラをこなす彼に

迷走してるなー。

と何故かすごくガッカリしたのを鮮明に覚えてます。

フリッパーズ・ギターの頃からたまに聞いていましたが

その後大学時代に渋谷系(?)が好きな人が結構周りにたくさんいて

何かと一緒に聞くことが多かったせいか

いいともでの弾き語りを聞いて京都時代の前半をすごく思い出しました。

まだ、司法受験も始めておらず、

春は焼いた若狭ぐじと〆張鶴の超辛持って哲学の道でお花見して、

夏は大学や鴨川でビール飲みながら花火したり哲学の道で蛍見して、

秋は大原三千院や貴船の紅葉をめぐってくらま温泉行って松茸の土瓶蒸し食べて、

冬は今出川に出没する屋台でおでんと熱燗、

など(思い返すと昔はよく飲んでたな。。)、

バイトやサークル、夜遊びとともに京都での学生生活を満喫していた幸せな頃です。

若いが故の目を背けたくなる言動もこの頃に集中してるけど。。(戻って全力で「今のなし!」って叫びたい。。)

受験生活が始まってからも概ねそれほど辛いものではなかったのですが、

先行きの見えない閉塞感と焦燥感から

私は二度とこの盆地から抜け出せないんじゃないか

と自分の中の京都が徐々にネガティブに転化してしまい、

修習で東京に移ったときは(正確には和光)、

ようやく抜け出せた

という気持ちにすらなる程でした。

後半がそんな感じだったので、

前半の楽しかった日々についてもちょっと忘れてましたが

思い出せてよかった。

「左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる
僕は思う この瞬間は続くと いつまでも」

あの頃ってホントそういう感じだったな。

20140303

dim sum

飲茶を食べに

マンダリンオリエンタルのSENSE

行ってきました。

マンダリンオリエンタルといえば、

とある個人事件のクライアントがここのスイートを常宿としていたので

打ち合わせは常にここのラウンジかSignatureを指定され

アラブ人富豪と週一でお茶をするという

不思議体験をしていた時期がありました。

色んな中国茶を飲みながら、

仕事とお金に対する姿勢のあり方の話や、

アラブ社会における家族に対する価値観の話をしたり、

葉巻の講釈を受けたり、

香の焚き染めてあるヘルマン・ヘッセのシッダールタ(本)をもらったり、

これがアラブ流打ち合わせ?(多分違う)

などと思いながら

仕事だかなんだかよく分からないけど面白い時間でした。

そんなことを思い出しながら、

飲茶。

前菜+小籠包+スープ+シェフのオススメ蒸し餃子4種

オススメ4種

という決まったコースを頂いた後は、

「香港點心師手作り點心を約20種からお好きなだけ」

腸粉と餃子の香り焼き

エビ入り揚げワンタンのマンゴーソース添え
私のお気に入り

水角
日本では初めて食べたかも


そして、

麺、飯、野菜より一種


焼きそば

ワンタン入り麺
さっぱり
 しかるのち

デザート5種から一種

上のココナッツムースマンゴーソースと果物
がこれまで食べたのデザート中でもかなり上位。
下のマンゴープリンもペニンシュラを上回るのではと思われるけれども、
それよりも美味しかったです。

「20種からお好きなだけ」

とは言われつつも、結局私は7,8種、J君は12種類位食べたでしょうか。

頑張ればもう少しいけそうだったのですが、

夜はおひなまつりディナーだったので

無理しない方向で。

全体に美味しく、いくつか本当にすごく美味しいという感じでした。

特に前菜の北京ダックとデザートは秀逸(飲茶はどうした)。

飲茶といえばロンドンのRoyal Chinaが我々の基準点なのですが、

結構軽く飛び越えた感じです。

まあ、お値段も軽く飛び越えてますが。

今年の結婚記念日はここのディナーにしようかな。

おひなまつりディナー
春巻が絶品