先週木曜日のいいとものゲストが
小沢健二だったそうで
思わず動画をググってしまいました。
TV出演は16年ぶりだそうで、
最後に出演したのは16年前のお正月の深夜バラエティーだったそうです。
本当に偶然、
私はこの16年前の最後に出演した番組を観ていたのですが、
バラエティーで王子様キャラをこなす彼に
迷走してるなー。
と何故かすごくガッカリしたのを鮮明に覚えてます。
フリッパーズ・ギターの頃からたまに聞いていましたが
その後大学時代に渋谷系(?)が好きな人が結構周りにたくさんいて
何かと一緒に聞くことが多かったせいか
いいともでの弾き語りを聞いて京都時代の前半をすごく思い出しました。
まだ、司法受験も始めておらず、
春は焼いた若狭ぐじと〆張鶴の超辛持って哲学の道でお花見して、
夏は大学や鴨川でビール飲みながら花火したり哲学の道で蛍見して、
秋は大原三千院や貴船の紅葉をめぐってくらま温泉行って松茸の土瓶蒸し食べて、
冬は今出川に出没する屋台でおでんと熱燗、
など(思い返すと昔はよく飲んでたな。。)、
バイトやサークル、夜遊びとともに京都での学生生活を満喫していた幸せな頃です。
若いが故の目を背けたくなる言動もこの頃に集中してるけど。。(戻って全力で「今のなし!」って叫びたい。。)
受験生活が始まってからも概ねそれほど辛いものではなかったのですが、
先行きの見えない閉塞感と焦燥感から
私は二度とこの盆地から抜け出せないんじゃないか
と自分の中の京都が徐々にネガティブに転化してしまい、
修習で東京に移ったときは(正確には和光)、
ようやく抜け出せた
という気持ちにすらなる程でした。
後半がそんな感じだったので、
前半の楽しかった日々についてもちょっと忘れてましたが
思い出せてよかった。
「左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる
僕は思う この瞬間は続くと いつまでも」
あの頃ってホントそういう感じだったな。